
9
SE 80/185 T - SE 100/185 T - SE 130/250T 1.0.1- 2008
トンネル設置
図 1
図 3
図 4
図 2
トンネルの施工は専門業者にお任せ下さい。ハルとトンネルのフィッティングは重要な部分ですので十分に補強を施して下さい。
【図 1】
本マニュアルの『トンネル/スラスターの位置』(P5)を参照し、船の形状やスラスターのモデルを考慮してポジションを決めて下さい。
両サイドにトンネルの中心マークを付けて下さい。そのマークに水平にドリルで小穴(図 2 のジグに合わせた径)を空けて下さい。
【図 2】
針金を図のように曲げて、ケガキ治具を作成し、トンネル外径を通すための穴ケガキ線を描いて下さい。
ケガキ線に沿ってドリル・ジグソー等を用いてハルをくりぬいて下さい。
【図 3】
補強積層の密着を良好にするために、くりぬいた穴の周り 12cm 以上のゲルコート層を除去し、ファイバー層をサンディングして下さい。
【図 4】
トンネルを通して下さい。ハルにフィットするようにトンネルをカットして下さい。
但し、『トンネルからの抵抗防止』(P7)の形状によってカット
の寸法が異なりますのでご注意下さい。
ハルとの接合部のトンネル表面をサンディングし、少なくともマット 400 番、ロービングクロスを交互に計 8 プライ以上の接着補強を施して
下さい。
トンネル内径のエッジを『トンネル端末』(P6)に従って R 処理を施して下さい。その結果、処理部の FRP 板圧が減少しますので、十分にそ
の部分の補強を施して下さい(P10・図)。
注意!トンネルとハルの間に隙間がないか確認して下さい。レジン/ファイバーグラスで完璧に埋まっていることを確認して下さい。
積層の前にトンネル・ハルの凹所はパテ又は、グラス短繊維とレジンを混ぜた物で充てんし、緩やかなカーブにして下さい。
トンネルとハルの接着にはプライマー処理をすることをお勧めします。
Comentários a estes Manuais